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パチンコ・パチスロ 噂の真相 【柏森ラッキーのLINEに迫る-前編-】

パチンコ業界を騒がせたニュースや店舗・人物・機種などの、その後を追跡するパチンコ・パチスロ 噂の真相。今回はパチンコ業界のあり方に一石を投じたあるラインについて、そこに綴られていた事実を検証し、その後に起こった変化にもスポットを当て、より深く掘り下げてみたいと思います。

 

とてもデリケートな問題ゆえ、店名は控えた方がいいでしょうかと聞いたところ、業者を特定できる内容ではなく、すでにネット上で店名も公開されているので、掲載OKですと快諾して頂きました。

 

名鉄犬山線柏森駅の隣。写真の左側に店舗があります。

というわけで、まずは店舗紹介から始めましょう。愛知県丹羽郡扶桑町に居を構えるラッキー&ラッキースロット館はパチンコ&スロット併設の「柏森ラッキー」とスロット専門の「ラッキースロット館」の2店舗で営業しています。名鉄犬山線柏森駅前にあり、電車での来店はもちろん、駐車場も完備しているのでアクセス抜群の好立地。カーナビの場合は柏森駅に設定すれば迷わず到着します。

 

まずは、バズるきっかけとなったラインの全文をツイッターに投稿されたスクリーンショットの画面で見て頂きましょう(前半と後半で重複している部分があります)。

 

小さくて見づらいと思うので、全文を掲載します。

 

この間メーカーと食事したんですけどね。もちろんコッチが接待する側でね。これもオカシな話なんですけど、買う側がご馳走するっていうこの業界の訳分かんない流儀でしてね。アホみたいでしょ?ただね、このメーカー今度の新機種「売ってくれない」んですよ。はい出ました!必殺の足切り!垂直落下弱小の悲哀。細かい台数の注文はカットカットってことで。機械は入らないわ、飯はご馳走しなきゃなんないわ、何だか感じましたよ。世の無常を。でその食事会のときにメーカーの立派なお方(←皮肉)がこのご時世はメーカーとホールが力を合わせて何たらかんたら講釈垂れおってまあ楽しそうだこと。

あのね、足切りソッチがしておいてアナタ達タダ飯食ってどう力合わせるの?教えてくださいよ。大先生。

ただ生まれつきチキンハートなロサリオは「お互い頑張ろうよ」なーんて120%の眩しい笑顔で終始対応。でこのLINEで憂さ晴らしっていう二重のチキンぶり。さすがにお友達登録がもうちょっと増えたらもう辞めますけどね、こんな話。

柏森ラッキー&スロット館営業してます。(原文ママ)

 

ホールとメーカーの奇妙な関係を赤裸々に語りつつ、業者を特定できない配慮がされており、なおかつ、ただディするのではなく、ユーモアを交えた軽妙な文章で落とす見事な展開。実は私、以前営業担当としてお世話になっていた店舗でありまして、早速、このラインを投稿した「柏森ラッキー&ラッキースロット館」の役職者の方に話を伺ってきました。

 

編集部(以下編):ご無沙汰してます。LINE見ましたよ。随分、話題になっていますよね。

 

ラッキー&ラッキースロット館(以下ラッキー):ありがとうございます。

 

編:ところで、いきなりですが、ぶっちゃけどこのメーカーなんですか?

 

ラッキー:すみません、これだけは言えないんですわ(笑)。このラインを見て、どこの営業マンにも聞かれるんですけど、これだけは誰にも教えていません。

 

編:それは誰もが気になるところですからね。とはいえ、私はユーザーに真実を伝える使命がありますし、このままだと会社に帰れないので、是非お願いします。

 

ラッキー:いや、これだけは本当すみません。狭い業界なので、どこからか漏れちゃいますから。特定できないことを前提に書いていますし、バレたら波風が立つので、本当勘弁して下さい。

 

編:分かりました。残念ですが皆さんの想像にお任せすることにしましょう。誰にも教えないというスタンスは一本筋が通っていて感心しました。墓場まで持っていって下さい(笑)。

 

ラッキー:このLINEを書いたのが7月2日で、誰かが翌日が翌々日に、ツイッターで紹介してくれたんですよ。知り合いのメーカーの方から、おたくの店舗の自虐LINEがアップされているよという連絡があり、調べてみたら瞬く間に拡散して一気にフォロワーが増えていました。それまでは、11人しかフォロワーがいなかったのに90人近くまで一気に伸びましたから、いわゆるバズったってヤツですか(笑)。

 

編:それはスゴいですね。パチンコウォーカーもウェブやツイッターをやっていますが、ユーザー数やフォロワーは急激には伸びませんから。そのLINEが拡散された後は何か変化がありましたか?

 

ラッキー:ありましたね。それ以降、メーカーの営業マンが来ると、何かぎこちない感じなんですよ。向こうは私がLINEで拡散されていることを知らないと思っているみたいで、反応をうかがっている様な空気が流れるんですよ。思い当たるフシのあるメーカーはそれ自分のことじゃないですよねと聞いてくるんですね。上司にもこれはお前じゃないかって、釘を刺されているので、誰なのかここで教えてもらえないと困るんですと。

 

編:それでも、誰にも教えていないと。

 

ラッキー:誰にも教えてません。そういう時は「お前なのか他の誰かなのかは俺は言わない。自分の胸に手を当てて聞いてみろ」と言うんですよ。「思い当たるフシがあれば、それはお前のことだと」(笑)。

 

編:ほぼ、すべてのメーカーが思い当たるのではないでしょうか(笑)。

 

ラッキー:話は変わりますけど、少し前に、とある機種のスペックの件で色々ありましたよね。

 

編:ありましたね。

 

ラッキー:その時にネットで色々情報発信をしている人がいましたよね。内容が内容だけに結構悪口が多かったじゃないですか。ああいう風になってしまうと殺伐としてしまうので、面白おかしく特定されない程度にというのが、このLINEの趣旨なんですよ。どこの営業マンや業界関係者もLINE登録しましたよと会うたびに言うので、読者に面白い情報を提供しようとして始めたのに、業界の内輪受けみたいになってしまっていたので、どうしたものかと(笑)。だから、登録者数が上がった時に、これはまずいなと思って一回辞めました。もう、こういう内容は投稿しないので、それを期待している人はブロックして下さいと。それで一気に登録者が減りましたね。

 

編:業界内では相当盛り上がりましたよね。「大崎一万発」さんもリツイートされてましたし、もちろん、メーカーは気になって登録しますよね。メディアとしても格好のネタなので、こうして取材をお願いしたわけですし(笑)。

 

ラッキー:業界受けを狙っているわけではないので複雑ですけど、誰かがアップしてくれた直後はお客さんも増えましたからね。ツイッターのリツイートだけで100近くいっていましたし、いいねも多かったので、ネットの拡散力ってスゴいなと思いましたね。

 

編:SNSの拡散するスピードと人数は圧倒的ですよね。「大崎一万発」さんがリツイートすることで約27,000人のフォロワーに拡散するわけですから。その27,000人のフォロワーの中から、さらに何人かリツイートすることを考えると、一瞬で天文学的数字になりますから。

 

ラッキー・それが業界人ではなくお客さんだったらいいんですけど(笑)。でも、話題になっただけでも良かったと思っています。最近の店舗が発信するLINEって、どこも「本日9時開店。お待ちしてます」とかじゃないですか。

 

編:そうですね。 昨年10月の愛知県条例で、ネットやSNSについて言及があった影響で何も書けなくなりましたからね。

 

ラッキー:それって面白いですか。朝、昼、夜と一日3回、どうでもいい内容のLINEやメール、ツイッターが送られてきても迷惑でしょ。朝8時に送ってこられても、今から仕事なんだよってなりません。

 

編:そうですね。僕も仕事柄、何件か登録していますけど、正直ウンザリすることはありますね。

 

ラッキー:私のLINEは10日に一度ぐらいの頻度ですし、どうでもいい日に送るだけですから、営業にはまったく関連していませんし、させる気もありません(笑)。うちの店舗でも入替とか通常の営業案内はスタッフが送っているので、ごくたまにカンフル剤として機能すればいいかなと思って投稿しています。たまに、こういう話が飛んでくれば好きな人は気になりますよね。いつ来るかいつ来るかとジラして、しがみ付かせるためのツールとして活用しています。

 

編:それは気になってやめられませんね。定期的に業界や営業マンが、ざわざわする様な記事を期待したいのですが。

 

ラッキー:時期によってはメーカーが推測できたり、やれ機械がどうのとか、機歴がどうこうとか…(以下省略)。

 

編:この手の話は一番面白いのですが、まだまだ業界でお世話になりたいと思っているので、残念ながら割愛させて頂きます(笑)。

 

ツイッターにアップされるやいなや、業界内で話題になり、一気に拡散した「柏森ラッキー&ラッキースロット館」のLINE。登録してくれたユーザーに面白い話を投稿するという当初の趣旨から外れて業界内での内輪ネタみたいになってしまったので、一度やめてしまった訳ですが、ほとぼりが覚めた頃にロサリオ改めナヴァーロとして復活します。後編では、これまでの話の続きと話題になったLINEの他にもナヴァーロとして投稿された文章を紹介します。業界、メーカーのみならず、時にはユーザーに対しても矛先を向けていますが、特定されず、傷付けない程度にくすぐりを入れるペーソス(哀感です。職業柄こういう言葉を使いたがるのが自分でもイケ好かないですが、しっくりくるので使います)溢れる文体をお楽しみ下さい。

後編に続く

 

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左側が併設店の柏森ラッキー。右側のオシャレなカフェの様な建物がスロット館です。

 

柏森ラッキー&ラッキースロット館

住所/愛知県丹羽郡扶桑町大字柏森字天神118

電話/0587-93-4712