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ホールBGMにまつわるエトセトラ

先日、某ホールで朝から晩までクイーンの「WE WILL ROCK YOU」がエンドレスで流れていて、まあ、そういうことかと察した老獪編集部員です。

 

いきなり余談ですが「帰ってきたウルトラマン」のことを何と呼んでいました。私は「新マン」一択ですが、後年、正式名称がないのは、いかがなものかということで「ウルトラマンジャック」と名付けられたそうですが、まったく定着していませんよね。ということで、ここではホールBGMにまつわるあれこれを考察してみたいと思いますので、しばしの間、お付き合い頂けましたら幸いです。

 

ところで、最近ホールでBGMを聞く機会が少なくなったと思いませんか。プライベートや取材、ガール派遣、営業などなど、毎月何件もホールに足を運んでいますが、BGMが流れている店舗は皆無といってもいい状況。これは、現在のパチンコ・パチスロの実機から出る音が大き過ぎて、BGMを流しても聞こえないからという理由と老若男女あらゆる年代のユーザーが一同に集う場所であるため、最近のヒット曲も若者にとっては心地よいサウンドであっても、年配層にとってはノイズとしか捉えられないという点もあるのではないでしょうか(これは逆もまたしかりですが)。

 

動画配信元:Yukkuri Kazu/ゆっくり カズ:

 

かつて、パチンコ店のBGMの定番といえば「軍艦マーチ」でしたよね。とはいっても、自分がホールに出入りする年齢になった頃には、すでに流れていなかったと記憶しています。勇ましい音楽で鉄火場としての雰囲気に拍車をかけ、それに合わせて店内放送で店員さんが「ジャンジャンバリバリ。ジャンジャンバリバリ」と煽っていたものですが、「軍艦マーチ」が流れなくなった理由は近年のアミューズメント化の流れによって、ホール側がより洗練されたBGMを流す必要に迫られたことが大きな理由でしょう。

 

動画配信元:5S Nishinochi

 

また、BGMは営業中よりも、開店時、閉店時に流すことが多かったと記憶していますが、開店時のBGMとして流れていた定番中の定番がF1中継のテーマソング『T-SQUARE』の「TRUTH」ですよね。血湧き肉踊る「よし、やったるぜ」感がこれほどまでに湧いてくる曲も他にありませんよね。それと人気を二分していたのがロッキーのテーマ。曲が流れると思わずシャドーボクシングをしてしまった経験があると思います。

 

動画配信元:yumehatagiants

 

また、高揚感という意味で親和性が高いのがプロレスラーの入場曲。橋本真也「爆勝宣言」、蝶野正洋の入場曲、猪木ボンバイエ、スタンハンセンのテーマ曲、長州力の「パワーフォール」などなど、YOU TUBEで聞きながら仕事していたら、テンションが上がり「いっちょ万枚でも出してやるか」という気分になって、仕事が手に付かなくなってしまいました。仕事はいつも手に付いていないじゃないかというツッコミは華麗にスルーしつつ、パチンコ店でBGMが流れなくなった理由について、もう少し、考察を続けようと思いますので、もうしばらくお付き合い下さい。

 

動画配信元:Okinawa ☆ 沖縄『三線』『唄者』『歌手』

 

以前は直撃で機種そのもののBGMが流れていましたよね。そう思うと、やはり、昨今の規制強化の影響は大きいのではないでしょうか。昔は機種イベントも多く、北斗のバトルボーナス中のBGM、「島唄」や「ハイサイおじさん」が流れていれば沖スロ、「残酷な天使のテーゼ」ならばエヴァ、サントラが大ヒットした吉宗や番長の曲がそのまま流れていたり、リング導入の時は「来る、きっと来る♪」でおなじみのテーマ曲が流れていて、隣のおっさんが「当りがきっと来るんだったらいいけどよ」とツッコミを入れていたのが印象的でした。

 

 

 

動画配信元:kazuyuki93

 

最後に閉店時ですが、これはもう日本人のDNAに刷り込まれた曲といっても過言ではない「蛍の光」が唯一無二の存在感を放っています。この曲を聞いて帰らなきゃと思わない日本人はいないのではないでしょうか。閉店間際にビッグを引いて高速でブン回している時に聞くと焦りが倍増してくるのも、「蛍の光」が醸し出す圧倒的な閉店ムードの成せる業でしょう。さて、徒然なるままにホールのBGMについて書き連ねて参りましたが、「蛍の光」を聞いていたら、帰りたくなってきたので、この辺で失礼致します。