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インバウンドパチンコ-訪日外国人へのアプローチ-その1

外国人向けのパチンコホールの存在をご存知でしょうか? そもそもパチンコはグアムや台湾で営業している実績はあるものの、知名度は世界基準で見ればまだまだ低く、韓国では2008年にパチンコ禁止の法律が制定されて街から姿を消すなど、パチンコは日本独自の文化であることは明らかです。

 

 

そんな日本文化とも言えるパチンコですが、遊技人口はここ数年で減少の一途を辿っています。この問題をどうするのかが、我々業界人への課題なのですが、そんな中で新しい試みをする企業が現れました。冒頭でもお伝えした外国人向けのパチンコ店をオープンさせたのです。今回は日本全国を見ても珍しい外国人向けのパチンコホールを取材してきました。

 

 

 

場所は東海エリアでも屈指の観光地である高山市。伝統建造物が残る風情ある街並みを筆頭にインバウンドの成功例に取り上げられることが多い土地です。

 

インバウンドとは

内向きに入ってくるという意味合いがあります。元々は「外から中に入り込む」の意味ですが、一般的に外国人の訪日旅行の意味で使われることが多いです。インバウンド消費やインバウンド効果とは日本の観光名所に訪れた外国人がもたらす経済効果を指します。また、対義語として扱われるアウトバウンドの意味は内から外に行くこと。国外旅行、海外旅行のことを指します。

 

 

 

 

岐阜県高山市に2017年6月にオープンした外国人向けのパチンコ店「CAFE&PACHINKO EBIS」。その名の通り、パチンコだけでなくカフェも同時に楽しめる全国でも珍しい営業形態のパチンコホールです。

 

 

 

CAFE&PACHINKO EBIS(ゑびす)

岐阜県高山市天満町6-1-4

11:00~22:30

年中無休

twitter

@ebis_takayama

 

 

 

 

日本文化をイメージした店舗構成になっており、外観、内観ともにこだわりが詰まっています。木材をベースに作られているため、入り口から檜の香りがして訪日外国人の方にいい印象を与えてくれるでしょう。

 

 

 

店内はカフェスペースとパチンコスペースが大きな防音ガラスによって区切られており、カフェだけの利用も可能です。パチンコスペースは防音ガラスを境にパチンコ営業(4号営業)になるため18歳以下の入店は禁止(カフェスペースの利用は可)になります。

 

 

 

 

 

全20台で全て1パチ

 

 

パチンコは全20台で貸し玉は1円パチンコのみ。設置機種は甘デジ、ちょいパチ、TOKIOプレミアム、昭和物語があります。また、初めての方に説明も兼ねて0円で遊べるデモ機(海JAPAN)も2台設置してあります。遊技で獲得した玉はジェットで計数して景品に交換できますが特殊景品はありません。景品のラインナップも地元のお土産品や日本を感じられる物を中心に構成されています。

 

 

 

カフェスペースはアルコールOK

 

GWやお盆などの連休では日本人のお客さんも増えますが、お客さんの7割は訪日外国人のようです。国別で見てみるとオーストラリアが一番多くて次がヨーロッパ圏が多く、逆にアジアや北米の方は少ないようです。もちろん地元のお客さんも多く、ボトルキープしたお酒をカフェスペースで楽しんだ後にパチンコを嗜むのが流れみたいです。

 

 

おもてなしの精神

そしてパチンコへの誘導

 

パチンコスペースだけでなく、カフェスペースもインバウンドを意識した作りで、メニュー表など至るところが英語表記になっていたり、来店された外国人の方へのお土産に各国の国旗がデザインされた紙で作られた折り紙の鶴が用意されています。

 

 

 

メニューにもインバウンドパチンコらしくフード&ドリンクにパチンコ玉がセットになったコンボメニューや、季節限定のメニューを提供しています。

 

現在はピンクグレープフルーツとオレンジを丸ごと使った「CAJYUTTA」を販売しています。

 

 

 

今回はインバウンドパチンコの先駆け店舗「CAFE&PACHINKO EBIS(ゑびす)」を紹介しましたが、次回はお店の店長に詳しくお話を聞いてきたので、そちらの様子をお届けします。