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今さら聞けない!5.5号機 5.9号機 6号機の違いを知ろう

最近スロッターの間で、6号機は規制緩和されたと話題を集め、5.9号機は「パチスロルパン三世 世界解剖」のスペックが革新的だと長らく暗闇の中にあったパチスロ界に明るい兆しが見え始めています。

 

その一方で、「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」「ミリオンゴッド-神々の凱旋-」「沖ドキ」など旧基準機の設置期限と比率が明確になり、閉店に追い込まれるパチンコ店も増え続けています。

 

6号機の検定通過情報が出始めた今、これからパチスロコーナーはどのように変わっていくのでしょうか?

 

その分析のためには、新基準機と括られる5.5号機と5.9号機、そして今後登場する6号機の3タイプの違いについて知っておく必要があります。今回はそれを掘り下げていく特集です。

 

まずは旧基準機の設置期限についておさらいしましょう。

 

高射幸性回胴式遊技機の設置比率目標値

2018年現在 設置台数の30%以下
2019年1月31日までに 設置台数の15%以下
2020年1月31日までに 設置台数の5%以下
2021年1月31日までに 設置台数の0%

 

およそ半年後には現在の約半数、その1年後にはその1/3程度と段階的に削られていきます。しかし、検定期間3年+認定期間3年の合計6年が最長となるため、2021年まで残る旧基準機はほとんどありません。2013年が検定日の「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」は、2019年内で撤去される運命にあるのです。

 

 

編集部調べによる主な旧基準機の認定切れスケジュールは以下の通りです。

機種名 検定日(大阪府) 認定切れ
SLOT魔法少女

まどか☆マギカ

2013/10/25 2019/10/24
パチスロ モンスター

ハンター月下雷鳴

2013/12/06 2019/12/05
バジリスク

~甲賀忍法帖~絆

2013/12/06 2019/12/05
アナザーゴッドハーデス

-奪われたZEUS ver.-

2013/12/20 2019/12/19
沖ドキ! 2014/05/30 2020/05/29
押忍!サラリーマン番長 2014/0 7/25 2020/07/24
パチスロ黄門ちゃま 喝 2014/10/ 10 2020/10/09
ミリオンゴッド

-神々の凱旋-

2014/11/07 2020/11/06
戦国コレクション2 2014/12/05 2020/12/04
プレミアムビンゴ 2014/12/19 2020/12/18
パチスロゴッドイーター 2015/01/26? 2021/01/25?

 

つまり、設置期限+パチンコ店毎に申請している認定期間を合わせると、旧基準機がかなり近い未来に主役ではなくなるのは火を見るよりも明らかなわけです。果たして旧基準機に取って代わり主役に躍り出るのは「5.5号機」「5.9号機」「6号機」のどれなのでしょうか?

 

来たる日に備えて、この3タイプの違いを知っておきましょう。

 

 

①5.5号機

現行のパチスロコーナーの中で5.5号機にあてはまる機械は、簡単に言ってしまえば「通常時の押し順ペナルティがない台」です。

 

2014年9月16日から形式試験の内容が変更された影響で、押し順ペナルティでベースを下げバランスを取っていた旧基準機のような出玉が生み出せなくなり、さらにサブ基盤による出玉性能の管理ができなくなりました。

 

その後1万Gで2万枚に届く純増枚数に対して自主規制が設けられるのですが、この自主規制の前後で5.5号機は2種類に区分されます。

 

 

新基準AT(2016年7月末までに登場)

通常時のメダル持ちが良くなり初当りが重くなった高純増機。

機種名 検定日(大阪府) 認定切れ
戦国乙女2 2015/12/04 2021/01/31
NINJA GAIDEN 2015/12/04 2021/01/31
沖ドキ!トロピカル 2015/12/18 2021/01/31
南国物語 2015/01/15 2021/01/31
機動警察パトレイバー 2016/01/15 2021/01/31
秘宝伝 TheLast 2016/01/15 2021/01/31
バガナックルー 2016/01/15 2021/01/31
キングパルサー
~DOT PULSAR~
2016/01/29 2021/01/31
十字架3 2016/01/29 2021/01/31
ミラクル 2016/02/12 2021/01/31
ニューチバリヨ 2016/02/12 2021/01/31
沖ドキ!パラダイス 2016/05/13 2021/01/31

 

新基準ART・A+ART

(2017年9月末までに登場)

1Gあたり純増最大2.0枚(ボーナス込み)となった機械。

機種名 検定日(大阪府) 認定切れ
SLOT魔法少女

まどか☆マギカ2

2016/08/26 2021/01/31
GⅠ優駿倶楽部 2016/09/23 2021/01/31
押忍!番長3 2017/02/24 2021/01/31
パチスロ聖闘士星矢

海皇覚醒

2017/05/26 2021/01/31
パチスロ笑ゥせぇるすまん3 2017/06/23 2021/01/31
パチスロ北斗の拳
新伝説創造
2017/08/04 2021/01/31

 

検定日と認定が切れる日を表にしましたが、5.5号機の認定は2018年2月1日から施行された規則改正以降3年が経過措置期間となりますので、最大でも2021年1月31日までとなります。

 

 

②5.9号機

このような制限を設けられている機械で現在導入中の新機種全てに当てはまります。

 

最長1500Gの有利区間と通常区間を設ける
有利区間への移行は全設定共通
 有利区間は必ず報知しなければいけない(役比モニタ)

 

 

現実的に言うと、

一撃最大で3,000枚までに規制された

有利区間1500Gまでなので出来なくなった

 

天井がなくなった

有利区間移行が全設定共通の成立役とリンクしないので出来なくなった

 

リセット恩恵がなくなった

設定変更後は通常区間から始まらなければならないので出来なくなった

 

といった形です。

 

③6号機

1Gあたりの純増枚数の制限がなくなった
出玉率の最大値が115%未満に減った
 ボーナスでの最大獲得出玉が純増280枚に減った

 

5.9号機では5.5号機から引き続き1Gあたり純増最大2.0枚に「有利区間1,500Gのリミッター」で一撃上限3,000枚だったことに対し、6号機は「有利区間1,500Gまたは差玉2,400枚のリミッター」の条件が付きました。これだけだと規制が強化されたように感じてしまいますが、純増枚数と有利区間の報知義務が緩和されたことで、素人目で見てもゲーム性が広がる気配を感じます。

 

出玉率が減ってしまいましたが、純増枚数の制限がなくなったので5.9号機よりも短時間遊技に向いている機械になるといえるでしょう。また、AT・ARTの開始まで有利区間を報知しなくて良いので立ち回りに活用できる要素が生まれる要因にもなりそうです。

 

理論だけで捉えると、のめり込み問題には最適な解決策なのかもしれませんね。

 

また、これまでの5号機では400G(1時間)6000G(1日)17500G(3日)でシミュレーション試験されていたところに加え、6号機より新たに1600G(4時間)のシミュレーション試験が加わりました。

 

遊技機の性能に関する規格

5.9号機 6号機
400G(1時間) 300%未満 33.3%~220%未満
1,600G(4時間)  40%~150%未満
6,000G(1日) 150%未満 50%~126%未満
17,500G(3日) 55%~120%未満 60%~115%未満

 

5.9号機と6号機の性能の違いはこの値が大きく影響しています。このうち短時間の出玉はボーナスに依存するノーマルタイプに強く影響する要素と言えるでしょう。現在5.9号機としてノーマルタイプばかりが登場するのも頷けます。

 

実際のところ、どう見ても5.9号機のほうが性能が高いのですが、純増枚数の緩和によってAT400Gで出玉率220%、つまり差枚数1,440枚を1時間で獲得する瞬発力なら実現できる可能性が6号機にはあるのです。

 

 

 

旧基準機が削られたあと、どのパチスロを楽しむのかは好みによりますが、今後も現行機のみが稼働し続ける5.5号機、ノーマルタイプの性能は変わらない5.9号機、瞬発力に可能性を秘める6号機、全てに少なからず魅力があります。

 

暗い中にも明るい話題が出てきたので、旧基準機やノーマルタイプばかり打っている方も、そろそろ新しい時代に目を向けてみてはいかがでしょうか?

 

【参考】

検定情報(大阪府警察)

遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則

 

©Magica Quartet/Aniplex Madoka Partners・MBS ©UNIVERSAL ENTERTAINMENT

©車田正美・東映アニメーション

©Konami Digital Entertainment,NAS/「戦国コレクション」製作委員会 ©KPE

©モンキー・パンチ/TMS・NTV ©C.A.L/2018

 

※本記事における設置状況は地域やホールによって異なりますので予めご了承ください。