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海物語シリーズの海系図(かけいず)

2016年12月で大当り確率下限1/399のマックスタイプが無くなり、パチンコの設置機種がガラリと変化したのはもう昔のように感じられる昨今。

 

あの出玉感が懐かしいと思った矢先に、3段クルーンを搭載した変則機が登場して、時代が変わってもパチンコの期待感は変わらないと実感した方も多いのではないでしょうか。

 

 

そんなパチンコ業界で最も変わらないものといえば、そう、今回のタイトル通り三洋物産の代表作である「海物語シリーズ」ですね!

 

ご存知、1999年に登場した「海物語」以来、何作目になっても変わらない横スクロールのシンプルなゲーム性で、パチンコで最もポピュラーな機種として定着しました。

 

2018年7月2日よりそんな海物語シリーズの最新作として「大海物語4 BLACK」が登場します。

 

その機種名が表わすように、大海物語シリーズの4作目「大海物語4」の「BLACKバージョン」です。

突入率50%・継続率100%のSTスペックを搭載しています。コアなパチンカーの皆さんには違和感がないとは思いますが、海物語とは思えないほど、現代向けのスペックになった海物語シリーズと言えるでしょう。

 

さて、ここからが本企画のメインです。

 

前述にてカンタンに

 

“大海物語シリーズの4作目「大海物語4」の「BLACKバージョン」”

 

と紹介しましたが、

海物語はいつからこのような

 

「シリーズ機」+「バージョン」

 

といったスタイルで新機種が登場するようになったのでしょうか?

それに辿り着くまでの海物語の流れについて、紐解いていこうと思います。

 

 

そんな訳で最初は海物語シリーズの起点となった、1999年登場の海物語に触れてみましょう。

 

海物語(1999年)

 

 

権利モノの「ギンギラパラダイス(1995年)」から派生したデジパチの元祖です。

 

CR機や現金機などで様々なスペックが登場しています。当初は5回リミットが設けられていましたが、海物語3からリミットがほぼなくなり、さらなる大ヒットとなりました。

 

後述の海系図にて紹介する海物語シリーズの流れは、全てこの海物語から始まりました。後に海フレンズのブランドになる「わんわんパラダイス」も同じ1999年に登場しています。

 

ちなみに、実はわんわん~のラブちゃんは、海物語のマリンちゃんとはいとこ同士の関係らしいですよ。みなさん知っていましたか?

 

海物語の次に登場したのが「新海物語(2002年)」です。

パチンコの規制で大当り確率が1/360までになり、大当り後の時短が可能になったタイミングで、確変時の通常大当り終了後に時短100回が付く仕様(新海物語M27)で登場。その後現在のデジパチと同じ全ての通常大当り終了後に時短100回が付く仕様(新海物語M56)が登場しました。

 

ここから「新海物語スペシャル」を挟んで、2005年にシリーズ4作目となる「大海物語」が登場してから海物語シリーズの新機種登場数、そして演出やスペックの進化が一気に加速します。

 

「海系図(かけいず)」として一覧にまとめてみましたので、まずはこちらをご覧ください。

 

 

 

甘海シリーズに関しては割愛させてもらいましたが、実にたくさんの機種が登場しています。

 

2R確変を初搭載してファンの心を掴んだ「スーパー海物語IN沖縄」もあれば、右打ちを撤廃して受け入れられず短命に終わった「ハイパー海物語INカリブ」など、多種多様な海物語がありました。

 

この「海系図」を踏まえて海物語シリーズを振り返ると、いくつかの系統があることが解ります。

 

海の元祖「大海シリーズ系統」

王道を走る「沖縄シリーズ系統」

出玉感重視の「STスペック系統」

チャレンジ性のある「亜種」

 

といったジャンルです。

 

 

特に、2006年の「スーパー海物語」は「スーパー海物語IN沖縄」に派生するだけでなく、その沖縄から様々な「IN◯◯」と「バージョン」につながります。

競馬で例えると、まるでディープインパクトのような活躍ぶりです。

そうなれば「海物語」はサンデーサイレンスといったところでしょうか。

 

 

近頃の海物語シリーズは2015年に登場した「大海物語BLACK」の影響が強く、今のところ2017年の「大海物語4」以降はSTスペックしか登場していません。

しかも、2018年に登場した海物語シリーズは、どちらも「BLACKバージョン」です。

 

ひょっとしたら、今回登場する「大海物語4 BLACK」で、「BLACKバージョン」が新たな海物語シリーズの軸に加わるかもしれませんね。