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『幸チャレ』ひげ紳士さんにインタビューしてみた(中編)

インタビュー【中編】です。前編はこちらをタップしてください。

 

 

ーひげ紳士さんが考える理想のパチンコ店とは?

 

以前、パチンコ店の在り方を本当に変えてやろうと思ったんですよ。それで、すごくリスペクトしているのが北海道の函館市にある有名なお店で、僕も北海道に遠征に行った時にお話を聞かせてもらったし動画撮影もご協力いただいたんですけど、あれは絶対に真似ができないなって思っていて、地域密着とかっていうレベルじゃない、まさしく僕が理想とするものでしたね。

 

パチンコ店じゃないんですよね。地域の人が集まる箱なんですよ。それが本当にやりたい。朝市なんてレベルじゃない。本当にこのお店は地域活性の箱を作っているんだなと。ただ置いてあるものがパチンコ台、ただそれだけ。僕の理想のパチンコ店としてはそれなんですよ。

 

パチンコ店ってよく「地域の憩いの場」って言いますけど、全然レベルが違います。目標はそれなんですけど、僕とかパチンコ店が言うとどうしても薄っぺらくなっちゃうんですよね。

 

 

ーこれからの目標としてはどんな思いを持っていますか?

 

やっぱり観光地化することになりますね。幸手市って観光地がないんですよ。ここもある程度の知名度になってきたので、『幸チャレ』とは別にパチンコ業界とは関係ないものをもう1つ作りたいって思いがあります。

 

地域の人からは色々話が来るので情報発信したいのですが、パチンコ業界の動画を上げていて違うものをやってしまうと、動画に影響が出てしまうと思うんです。本当は動画をうまく転換していけたら良いんですが難しいんですね。

 

それと、業界のイメージを変えたいっていうのは強く思いますね。どんな形であれパチンコ業界に携わっているってだけで今まで何かと嫌な思いをしたし、マイナスになることもあったし、約30年間働いてきてそんな悪い事してないよ!って思っちゃいますよ。

 

動画の中でイジらせてもらっている中小のパチンコ店さんもそうなんですけど、がんばっている法人さんっていっぱいあるじゃないですか。僕も色々いろんなお店に行って感じるのですが、スタッフのみんなが常連のお客さんの結果を話したり、心配したりしているなんて、普通の人は思わないですから。

 

そういった一面を知ってくれれば少しでも業界がクリーンになっていくと思うんですよ。

 

僕の動画見て、パチンコを打たない人が結構来店されるんですよ。パチンコが面白くなくなって止めた人みたいな昔遊んでいた人が結構いらして、ちょこっと打って最近のパチンコの話をして帰っていくんですが、こんなお店があったらって言うんですよ。いやいや、僕のところはそれが表に出ているだけであって、そんなお店は本当にたくさんありますからね。

 

 

ーひげ紳士さんがこの30年で最も充実していたのはいつ頃ですか?

 

そりゃあもちろん今ですよ。若い時、店長になる時くらいも様々なことを吸収して覚えていくのは充実していましたけど、それを超えるくらい充実していますね。買い取った当初もかなりテンションが上がって楽しかったですよ。

 

「これが俺の城だ!」って思って壁とか自動ドアとかが愛おしくてしょうがない、壁の汚れを落とすのも楽しくてしょうがない。

壁にほっぺたを擦り付けて、「やった!これがおれのパチンコ店だ!」って。こんな思いは味わったことがなかったんですが、それでも今のほうが充実しているかな。

 

だって、毎日新しいお客様が、「動画見てるよ!」「応援してるよ!」って来ない日がないんですよ。

 

動画を始めた当初から、反応は少しだけですが、毎日のように誰かがいらしてくれたんですよ。そういったお客様がいつ来なくなってしまうんだろうって不安に思っていたんですが、「また来たよ!」ってお客様もだんだん増えてきて。僕は、元の誰も来ない状態にいつ戻ってしまうんだろう?って今でもずーーーーーっと思うんですよ。

 

それでも、すごく遠くから1日に1人か2人はいらして、群馬や栃木など近場の人も来てくれて平日でも10人くらいは新規で来てくれるんですよ。そんな人たちと会話するのって、それはもう新鮮ですよ。僕はずっとお店にいるので、声をかけられて毎日新しい人と話をできるって、こんな幸せな事あるのかなって。

 

お店を買い取った当時の充実感っていうのは自分の城を持って、普通のパチンコ店の営業と変わらないんですけど、今は特殊なんですよ、特殊がゆえの充実さというか。こんなことがあっていいんだろうかって。そんな充実感を味わえるものだから1日中お店に立ちたいんですよ。

 

 

 

ーお店に飾られているものはユーザーが持ってきてくれたものばかりですよね

 

漫画は元からあったんですけど、半分くらいは皆さんが持ってきてくれたものですね。ドカベンもすごくドカベンが好きな人が持って来てくれて、ドカベンだけで3時間くらい話し込んだりしましたね。僕も僕でパチンコ打たなくていいんでって言うんですよ。アッハッハ

 

休憩所にあるものはほとんどが来店した人々からの貰い物だそうです

 

お店にある戦国乙女グッズもぜんぶユーザーさんが持って来てくれましたね。乙女が好きになったきっかけもユーザーさんですよね。

 

ホームページに載っている戦国乙女を見つけて打ちに来る方が元々いらっしゃって、P(幸チャレプロデューサー)が動画の前からSNSをやっていて、サブカル層の人たちと繋がっていったんですよ。そこでオフ会やろうって言われて、戦国乙女好きな人たちが集まって、僕はそこまで詳しくなかったのですがその輪に入って話しをするのがすごく楽しかったですね。

 

戦国乙女を大切にするねって話から色んなものを持って来てくれるようになって、乙女グッズに囲まれていったんです。買い取った時からあった台なので好きだから導入した台じゃないですし、本当に自然にそうなった感じですよ。ぜんぜん僕が仕掛けたわけじゃないですからね!

 

店内には所狭しと戦国乙女のグッズや来店した人が持ってきた幸チャレグッズが並ぶ

 

ショーケース?の中には動画でアシスタントを務めたえっちゃんとの写真で作られたクオカードを展示。これも来店した人からもらったそうです

 

 

〈『幸チャレ』ひげ紳士さんにインタビューしてみた(後編)へつづく〉

 

 

 

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