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参加率10%以下になったパチンコというニッチな趣味に参加しない理由

 

18歳以上を対象に、過去1年間にパチンコパチスロを遊技した人がどの程度いるのかを調べたところ、パチンコは8.6%、パチスロは6.4%となりました。つまり、10人集まった場合そのうちの9人はパチンコパチスロをしないということになります。過去のパチンコ参加率を述べると、1991年のパチンコ参加率は23.1%あり、約5人に1人以上がパチンコを楽しんでいましたが、現在ではニッチな趣味になってしまったと言えます。では、パチンコをしない理由なにがあるのでしょうか?

 

ギャンブルという誤った認識

 

パチンコパチスロをやめてしまった休止者と、今までに一度もパチンコパチスロをしたことがない未経験者に、パチンコパチスロをしない理由を聞いた結果。未経験者のもっとも多かった回答は「ギャンブルが好きではないから」で42.0%でした。休止者で「ギャンブルが好きではないから」と答えた人は23.2%でした。パチンコパチスロはギャンブルではなく遊技なのですが、この回答から一般社会からはギャンブルとして見られていることがわかります。遊技機の規制などにより射幸性は抑えられ、今まで以上に「娯楽」になっていますが、一般社会にパチンコパチスロを「娯楽」として認識をあらためてもらうためには、まだまだ業界全体で考える必要がありそうです。

 

音とタバコの煙も来店の妨げに

 

未経験者のパチンコに行かないもっとも多かった回答は「ギャンブルが好きではないから」でした。次に未経験者がパチンコ店に行かない理由としてあげているのが「音がうるさいから」(35,3%)です。また、この理由は休止者でも33.0%となっています。さらに、「音がうるさいから」とほぼ同率で「タバコの煙が嫌だから」が未経験者33.7%、休止者34.1%と続きます。この結果から、「音がうるさいから」と「タバコの煙が嫌だから」は初めてパチンコ店を訪れる人にとって大きな障害になっていることがわかりますし、休止者にとってもこれらの要因が再来店の障害になっていると言えます。現在では空気清浄機や分煙ボードなどの設備を備えて快適な遊技環境を整備している店舗が増えていますし、全面禁煙のパチンコホールも増えてきています。2020年4月1日からは改正健康増進法によりパチンコホール内での喫煙が「喫煙室」でしかできなくなります。このタイミングで来店の妨げになっている要因の一つ「タバコの煙が嫌だから」が解決されることとなり、嫌煙ユーザーが再び来店してくれるかもしれません。愛煙家のユーザーにとっては嬉しくない決まりですが、このピンチはもしかするとパチンコ参加率を増やすチャンスになるかもしれません。

 

環境の変化を積極的に発信!

 

パチンコホールの遊技環境は日々良くなっていますし、パチンコパチスロの参加率を向上させるにはパチンコホールのこういった取り組みや改革を積極的に発信していく必要があります。また、音の問題に関しても特定の位置でしか音が聞こえない超指向性スピーカーといわれるものがあります。これがパチンコ台に取り込まれて、パチンコ台に座っている人にしか音が聞こえないようになるかもしれません。パチンコウォーカーは積極的にこういった環境の変化や取り組みを発信していきたいと思います。