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高齢者問題と介護用パチンコが見据えるビジョン-2-

前回の記事では高齢化社会と介護とパチンコの関係をまとめてみました。カジノやパチンコを介護施設やデイサービスに取り入れた新しい取り組みが増えています。これまでの歌を歌ったり、計算ドリル、塗り絵などの一般的なレクリエーションよりも、資格や聴覚を刺激するパチンコや頭をフル回転させる麻雀など認知症予防など効果は高い点が評価されているようです。施設内では専用の通貨を使用して、なくなればリハビリなどの運動をすれば補充されるため、どうしても運動不足になる老人が自発的に運動できるとして好評を得ています。

 

 

しかし中には税金を使う介護保険制度でギャンブルは如何なものか、依存症への懸念などで反対意見もあるようですが、楽しく運動、認知症予防の改善が見込めるパチンコを取り入れた介護施設は増え続けるのではないでしょうか。

 

 

今回はカジノ型介護施設とは一味違うアプローチをしている会社をご紹介していきます。その会社の名前は「有限会社グローバルスタンダード」。介護用パチンコ機のレンタルを行う会社です。通常のパチンコ機だけでなく介護用に改造された独自のパチンコ機をレンタルしているのです。

 

 

グローバルスタンダード代表の野口さんにお話を伺いました。介護パチンコを手がけるきっかけからこれからの介護とパチンコの関係性、更にこれからの展望を語ってもらいました。

 

 

 

パチンコを娯楽から介護予防用器具へ

当社では主に家庭で遊べるパチンコ台販売をメインにやっております。数年前よりデイサービスセンターよりお年寄りの娯楽用としてパチンコを導入したいという案件が増えてきました。またそのころに神戸市でのカジノ型パチンコの導入が禁止されるという事案もおこり、どうにかパチンコというものを娯楽というものではなく福祉施設で使用できる介護予防用器具の一つとして利用できないかというのが開発のきっかけとなりました。

 

 

 

リハビリ運動への自然な誘導

パチンコというと多くの人が依存になる悪いものという認識がありますが当社の介護予防用パチンコはこの考えを逆手に取り依存する=運動をするという方向の商品で利用者がはまってやればやるほど運動しなくてはならないため自然な状態で健康維持ができます。

 

 

川崎医療福祉大学と連携!

また今年からは岡山県になる川崎医療福祉大学と連携して介護予防用パチンコを使用することにより通常よりも運動効果が高まるかの研究と認知症予防になるかの研究も進めていく予定です。

 

 

 

 

これからの日本のために出来ること

高齢者問題はこれからの日本に住む人々にとってどうしても避けては通れない問題です。2025年には団塊の世代が75歳以上となる後期高齢者に突入します。国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になる前代未聞の超高齢者社会なのです。また働き方にも変動があって、厚生労働省によれば工業系技術者、農家、漁師、土木関係、建築技術者が減り続けて介護職員が現在よりも増加するとの見解です。高齢者問題で切り離せないのが認知症問題で、2025年には700万人~1200万人が軽度も含めて認知症になる見込みです。そうなる前に少しでも認知症・介護予防にパチンコが活躍することはいいことではないでしょうか。

 

 

取材協力

有限会社グローバルスタンダード

twitter:@snooker3719