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高齢者問題と介護用パチンコが見据えるビジョン-1-

内閣府の発表(高齢社会白書)によると平成28年10月で日本総人口は1億2693万人で、その内65歳以上の高齢者人口は3459万人で総人口の27.3%となっています。この事からも分かるように現在の日本では高齢者の割合が高まっており、1970年では7%、1994年には14%、そして2016年には27.3%に達しました。

 

 

2025年問題が迫っている

年齢区分別将来人口推計

 

およそ1世紀も増え続けていた日本人の総人口ですが、2014年を境に減少が始まりました。将来推計人口をみると長期の人口減少過程に入っており、2029年には人口1億2000万人を下回り、2053年には1億人を割って9924万人、2065年には8808万人になると推計されています。それに先立って問題視されているのが2025年問題です。団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)に突入して、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人以上が75歳以上になります。介護、医療費などの社会保障費の急増、そして認知症の数も問題視されています。認知症高齢者数は2002年には約150万人ですが、2025年には約320万になると推計されています。

 

 

 

介護にパチンコが活躍!カジノ型のデイサービス

パチンコを取り入れたサービスを提供している介護施設の存在はご存知でしょうか。パチンコホールの店休日に無料パチンコ体験を行う施設もあれば、デイサービス施設全体がカジノ風の造りにして施設内のみで使用出来る通貨を使ってパチンコだけに限らず麻雀、バカラ、ポーカー、BJなどでコミュニケーションをとったり、脳機能の活性化を図ったりしています。施設内で使用する通過は体操などを行うと配布されるようです。このように介護にパチンコを取り入れることで自宅にこもりがちの高齢者が率先して体を動かすきっかけになっているようです。

 

 

一方で介護施設でのパチンコ、麻雀、カジノなどを提供することに疑問を抱いている声もあります。兵庫県議会、神戸市議会はデイサービス施設でのパチンコや麻雀を禁止する条例を可決しました。保険料などで賄う介護としてはふさわしくないとのことです。

 

 

 

パチンコが介護の一役買っていることはパチンコ業界で働くもの、パチンコが大好きな人にとって誇らしいことではないでしょうか。

平均寿命も2015年では男性80.75歳、女性86.99歳ですが、2065年には男性84.95歳、女性91.35歳を超える見込みです。ますます高齢者の比率が高まる中で我々はどうするべきなのか、日本はどうしていくべきなのか真剣に考えなければいけません。